訪問看護ステーションの管理者や経営者の方で看護師だけでなくリハビリテーションスタッフを雇用・採用したいと考えておられる事業所は多いのではないでしょうか?理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と3職種あるのでどの職種を採用すべきか迷ったり、理学療法士と作業療法士の違いがイマイチ分からないっていう管理者さんもいると思います。だからはっきりと言います、訪問看護ステーションでリハビリ職を採用するなら作業療法士がおすすめです。
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訪問看護ステーションはリハビリ職を採用するほうがいいよ
訪問看護ステーションの最大のメリットは主治医がどこの病院や診療所でもよいこと。
訪問看護ステーションからの理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリテーション職においてもそれは同じです。指示書さえあれば、訪問看護ステーションからの訪問を行うことができるのです。
在宅に戻られた方の生活の改善に対してアプローチするのにリハビリテーションは必要です。だから、リハビリテーションを他事業所任せにするのではなく、看護師とともに関わる同じ事業所にセラピスト、リハビリテーション職がいるのがベストだと考えています。看護師さんがリハビリに関わることもあると思うのですが、それをフォローするという点でもリハビリ職を採用する必要はあると思います。
どうせなら作業療法士を採用しよう!
自宅に戻ってから大事なのは、自宅の環境に適応して生活することだ。非常に重度な利用者さんであっても、生活しなければなりません。自分の体の状態を生活に結び付けるという課題に適しているのは作業療法士なんです。
理学療法士もリハビリテーションを担う一つ書職種なんですが、私の主観で言うと理学療法士の方は可動域の改善や筋力の増強といった体の状態を変化させることは上手だと思います。だけど、ある程度病状が固定された方の生活の改善についてはちょっと苦手なセラピストが多いように思います。
現在の能力を生活に生かすことができるのかって視点で見ることができるのが作業療法士だからです。
看護師がメインの訪問看護ステーション
私が掛け持ち勤務している訪問看護ステーション3か所のうち、2か所は看護師のみが在籍しているステーションで、リハビリ職は作業療法士の私が一人週1回勤務するだけです。
そんな訪問看護ステーションでも、リハビリテーションが必要な利用者さんは多くいます。
私が勤務するまでは、看護師さんがストレッチや可動域訓練などをしていました。
だけどその利用者さんに適した内容ではないプログラムを実施しているケースも見受けられました。何となくこんな感じでやればいいんだろうなーって感じで看護師さんがリハビリテーションを進めています。まちがっているわけではないんだけど、 バッチリって訳でもありませんでした。
看護師にもできるリハビリはある
リハビリ職を採用したからといって少数のセラピストにすべてを押し付けるというのは間違っています。
看護師が訪問するほうが良いケースでもリハビリが必要なら、セラピストと協力して看護師でも実施できるリハビリプロぐむラムを検討すればよいのです。どうしても専門的な立場からかかわるほうが良ければ、理学療法医や作業療法士が訪問し、看護師が適しているケースなら看護師が訪問すればよいのです。
同じ事業所だからこそ気軽に相談しながら業務上の連携ができるのです。
同じ事業所での連携が最大のメリット
他事業所との連携はなかなか難しい。だからこそ自分の事業所にリハビリテーション職を採用して連携するのです。
同じ事業所で、同じ時間と同じ利用者さんを共有することで、利用者さんの状態の改善について気軽に検討できるのです。こういった環境を構築することができるのが最大のメリットなんだと思います。
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