2015年も2月に入り、新制度となった難病、小児慢性特定疾患に対しての公費助成に関して、集金業務が本格化してきている時期ですね。訪問看護ステーションや薬局さんとかこれまで集金対象でなかった利用者さんに対しても集金しないといけませんね。なかなか情報が集まらないのですが、少しずつ自治体が情報を発信し始めたので、まとめてみました。
*情報提供が目的です。最終的な判断は各事業所でお願いいたします。当サイトでは責任は負いません。
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集金するうえで大事なこと
ややこしい話ですが、小児慢性特定疾患と難病の医療証は他の制度との併用が可能です。他の制度と併用する場合は、上限額管理票への記載の仕方が変わってきます。
上限額管理票の「自己負担額」に記載される金額と、実際の窓口支払い金額が異なる場合があります。
そのため、訪問看護ステーションなどで2月から集金する場合は、病院受診とか薬局の支払いなどが終わっていれば、そのあとに記載するほうが利用者さんの実際の支払金額が少なくてすむ場合があります。ご注意下さい。
これについては上限額管理票の記載についての問題?に詳しく書いていますので参考にしてください。
自治体によるQ&A
色々な自治体がQ&A出してきていますのでまとめてみました。重複している情報もありますが参考にはなります。
クリックすればそれぞれの自治体のページが開きます。
現場で集金してみた
普段は訪問看護ステーションから作業療法士として訪問しています。当然集金業務するのですが、現場で見たこと少し書いてみます。
斜線がいっぱいの管理票
初めてのことなので、間違って記載している事業所も多くて斜線で抹消されている欄が多くあり、どれが正しい記載なのかがわかりづらい。
事務員さんが集金
訪問中に、往診担当の主治医の先生のところの事務員さんが集金に来てました。1月は5回くらい主治医が訪問されているのですが、5回の往診のそれぞれの金額を1行づつ上限額管理票に事務員さんが記載してはりました。今日はずーっと利用者さんの家を順番に回っているそうです。
写メを取る
複数の訪問看護時ステーションで働いていますが、どのステーションも念のため上限額管理票の写メを取って確認する作業を指示されています。月初に前月分の上限額管理票の記載を行い写メを取って事業所に送信しています。
訪問カット
私の担当している利用者さんは、自己負担が発生するからという理由でリハビリの訪問を2月からカットすると連絡してきました。突然の終了です。無念。
新制度なので春先くらいまでは混乱しそうです。難病の助成範囲を広げるために自己負担をお願いすることはやむを得ないと思いますが、ここまでややこしい制度だと、誰にとってメリットのある新制度なのかわからなくなってしまいます。
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