平成27年介護保険改定の具体的な点数が出た

厚生労働省の審議会で平成27年度の介護保険、介護報酬の改定の案が出されましたね。具体的な数値が出されています。事業所によってはこの数字に点数に一喜一憂するところも多いのではないでしょうか?


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平成27年度介護報酬改定の骨子

厚生労働省のホームページに掲載れている介護保険・介護報酬改定の概要のリンク先はこちらです。

⇒⇒改定全体をわかりやすくまとめたもの(資料1-1 平成27年度介護報酬改定の概要(案)(改))
パワーポイントの資料で、介護報酬改定の基本的な内容がわかりやすくまとめられています。事業所の研修会などで利用するにはこの資料がわかりやすくてよいですね。

⇒⇒改定の点数などをもう少し詳しくまとめたもの(資料1-2 平成27年度介護報酬改定の概要(案)骨子版)
提供サービスごとに、具体的にどのような改定になったのかってことはこちらの資料がわかりやすいです。
サービス種別ごとに、改定されている報酬の変化、具体的な改定内容がまとめられています。
事業所の管理職の方は必ず目を通しておいてほしいですね。

⇒⇒詳細な数値が記載されているもの( 資料1-3 平成27年度介護報酬改定 介護報酬の見直し案 (改))
詳細な数値がすべて掲載されているのがこちら。600頁を超える資料なので、必要なページを探すだけでも大変です。これを見るならパソコンで見ないと大変、スマホでは読みにくいと思います。

減収されています

多くの報酬が減点となっていますね。マイナス改定は本当だったんですねって感じ。

ただ、基本的な点数はマイナスになっていても、他の加算と合わせれば現状維持もしくは微増っていうものがちらほらあるので提供しているサービスの内容については、減収になる部分も少ないかもしれません。

訪問看護ステーション

3ヵ所の事業所に勤務している私としては一番気になるのがここ。

訪問看護ステーションからのリハビリについてはマイナス。さらに、看護師の訪問についても基本的にはマイナスってなりましたね。体制加算などが取れるようならマイナスを抑えることはできそうですけど、あの強い団体がついている看護師の部分でも本体がマイナス買い手になっていることは少し驚きです。

あくまでも《案》なので、ここから変わることもある

具体的な数字が出てきて、事業所ごとに来年度の事業計画を立てやすくなってきましたね。

ただ間違って理解してほしくないのはこの改定は現時点ではあくまでも《案》であって、最終決定ではないってことです

体制加算とか〇〇の要件とかについてはこれから各種団体の意見や交渉などで変化する可能性があります。

基本的な方向性は変わらないけど、微妙に変化する部分はありますので、そのあたりのことは誤解しないでください。

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