退院後のリハビリの選択肢

訪問看護ステーションにも、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が働いている。この分野では少数派かな。まだまだリハビリテーションは病院で行うものであって、在宅や地域で行うものではないと言うセラピストは多くいます。でも、在宅でこそリハビリテーションが必要とされているのではないでしょうか?

入院期間の短縮

医療保険の改訂によって、病院で入院してリハビリテーションを受けることのできる期間はどんどん短くなっています。今ではおおよそ半年ほどしか入院でのリハビリテーションは受けることができません。

私が作業療法士になった頃は、1年間くらい入院出来ていました。その頃とリハビリテーションの技術が著しく進歩しているわけではないので、やはりもう少し長い期間リハビリテーション受けたいですよね。ところが、医療保険で入院してリハビリテーションを受ける期間は短くなっています。

退院後のリハビリテーションの選択肢

現時点での選択肢は、入院・入所できるものとしては
介護保険施設でのリハビリテーション
療養型病床
老人保健施設

通所や訪問としては
介護保険の通所リハビリ(デイケア)
介護保険の訪問リハビリ
介護保険の訪問看護ステーションからのセラピストによる訪問
医療保険による訪問リハビリ

となります。訪問リハビリの保険制度上の区分は 訪問リハビリの保険制度のこと をご参考にしてください。

訪問看護ステーションの魅力

なんといっても、マンツーマンのリハビリを40分もしくは60分(介護保険)受けることができるのは訪問看護ステーションの魅力ですよね。また、看護師による訪問で医療的なケアや褥瘡のケアなどを同時進行で受けることができるのは訪問看護ステーションの大きな利点だと思います。

病院や診療所、老人保健施設などからも訪問によるリハビリを受けることはできますが、主治医の指示書の取り扱いについて結構複雑な制度となっているため、制度上利用しやすいということも訪問看護ステーションの魅力の一つとなっています。

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