看護師の国家試験試験に落ちたらどうすべきか!

この時期(毎年2月ころ)は医療系の国家試験の時期ですね。看護師の国家試験も2月に行われました。発表は2015年3月ですね。万が一国家試験に「落ちた」、「不合格だった」時にどうすべきかということを書いてみました。

(2015年2月24日追記)


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年々合格発表は早くなってる

少しずつ発表も始まる時期になってきました。最近は看護師だけでなく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士等の合格発表も3月までに行われるようになってきました。施設基準を満たすかどうかが新人さんの合格にかかっている病院もあるからですね。

万が一不合格者が続出して施設基準や看護基準を満たさなくなったときに、すぐに対応できるようにするためとも言われています。

国家試験は一発合格を目指せ!

看護師の国家試験の合格率は新卒者の方が既卒(国試浪人)よりも高い。

これは厚労省のホームページのデータでもはっきりしていることなんです。

看護学校や看護大学を卒業してすぐに国家試験を受ける新卒者と、1度国家試験に失敗し落ちてしまった、不合格になって国試浪人している既卒者との国家試験の合格率には大きな差があるのです。

国試浪人の既卒者の合格率は良くて50%くらいでそれを上回ることはほとんどありません。それほど2度目の国家試験のハードルは高いのです。

一人での国試勉強は難しい!

専門学校や大学に在学中は、共に学ぶ仲間がいる。学校に行くことで、何となく勉強しないといけない雰囲気にもなる。

ところが、看護学校や看護大学を卒業してしまうと一人になる。再びチャレンジする国家試験に向けての仲間はいないことの方が多い。

計画的に1年もの長期に渡って一人で学ぶことの努力を黙々と続けるのは容易ではない。だから、2度目の国家試験の合格率は低くなるのだと推測される。

これを読んでいる、在学生・現役生は必死で頑張って一発合格を目指して欲しい。
残念ながら、今から2度目の国家試験にチャレンジするのなら、この事をしっかりと肝に命じて欲しい。

私の嫁さんの場合

私の嫁さんは、准看護師でした。30歳を超えてから正看護師の進学コースに通った。子供もいるし、学校に行くことで収入も減る。だから1発合格しか選択肢はなかった。

だから、国家試験前の1年間は家中に試験問題のコピーが貼ってあった。トイレ、キッチン、寝室あらゆるところに過去問題が貼り付けてあった。裏をめくると回答が書いてある。

トイレで過去問題を見る、料理を作りながらも過去問題を見る、寝室でも寝る前に見る。とにかく半年間は国家試験のことばかり考えていた。おかげさまで、1発合格してくれたけど、30代で看護師資格を取るならこれくらいのことはやらないと、若い世代の記憶力には追いつかないものだと感じた。

だから、なるべくなら1発合格目指して死にもの狂いにやってほしい。

2度目の国家試験にチャレンジするためにすべきこと

残念ながら、国家試験に失敗して、合格できなかった、看護師資格を取れなかった既卒者は、来年に向けて準備しなければならない。ぐずぐずしている場合ではない。今すぐやらないといけないのです。ぐずぐずしていると1年なんてあっという間に終わってしまいます。

まずは卒業した看護学校や看護大学の教員と相談して欲しい。

  • 今後の学習スケジュールのこと
  • 図書室等の利用をお願いすること
  • 教員との協力体制の確立

等々打合せして欲しい。なんとか周囲に勉強している人がおかれている環境に自分の身をおくべきなのです。

一人で乗り切るにはあまりにも1年間という時間は長すぎるのです。自分一人で乗り切るのではなく、相談できる場所や相談できる人を確保しなくてはなりません。それには卒業した看護学校や看護大学が一番適していると言えます。

とにかく何でも利用する!

一人で乗り切ることが不安なら看護師の国家試験対策もやっている医療系の予備校の利用をお勧めします。

過去の試験問題をしっかりと分析しているので、自己流の勉強よりも効率的、効果的に学ぶことができます。
一人で学ぶことに対して不安を持っている方は、資料請求くらいはしてみてはいかがでしょうか?

何よりも、昨年と同じ勉強方法では同じ結果になる可能性が非常に高いのです。

全国に多くの教室がありますので、あなたの最寄りの学校で学ぶことができるかもしれません。

しっかり準備して、死に物狂いで頑張る必要があるのです。現役生でこれを読んでいる方は、死に物狂いで頑張ってください。1度目の方も合格率を上げるために、予備校などの利用をお勧めします。

利用できるものは何でも利用して、合格を目指しましょう!

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