非常勤掛け持ち作業療法士のやまだです。
いろんな事業所に勤務しているのですが、そのうちの一つの訪問看護ステーションでの出来事です。
2021年版生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える
コンサルテーション
訪問しているケースで、なかなか良い成果が出ていないケース。
他のステーションの認定看護師さんにコンサルテーションしてもらう。その結果関わり方を変化させて、主治医とも情報共有して、さらに良い方向に進んでいく。
そんな経験を現在勤務している訪問看護ステーションで経験しました。
大阪府訪問看護ステーション協会さんには教育ステーションというものがあり、圏域ごとにいろいろな活動をしているんですよね。
看護師さんの業界にはいろいろなものがあるなと感心しています。
もう1カ所別の勤務先は教育ステーションだったことがかつてあり、よいシステムだなと感じています。
リハの世界との違い
リハでも、上司や先輩が治療内容のアドバイスをすることはあるけど、他事業所のスタッフからてアドバイスを受けることはないですよね。
それに、訪問リハ業界のセラピストは病院から転職してくるセラピストも多くて、いまさら指導なんてしてほしくないって考えているセラピストもいるだろうし、直行直帰で1人職人みたいなスタンスで働いているセラピストも多くいる。
だからアドバイスなんて不要ってセラピストも多いと思う。
そもそもコンサルテーションというシステムもないしね。
だけど、1人で訪問しているからこそその先でどのようなリハを提供しているのかってことは大事ですよね。
リハのことよくわからない看護師さんだと、事業所内のセラピストに対してなかなか意見したり指導を出来なかったりするところもあるんじゃないかなと思います。
経験の浅いセラピストさんだからこそ、きちんとした指導が必要なことはあると思うのです。
臨床指導
コンサルテーションという表現が適切かどうかはわかりませんが、非常勤掛け持ち作業療法士、この道30年以上の経験がありますので、ときおり臨床指導的なお仕事の依頼を受けます。
現在も、回復期リハ病棟を持つ作業療法科のケース検討会に定期的に参加して指導しています。
訪問看護ステーションさんでも3カ所ほど一定期間月1回出勤して指導していました。
教育に熱心な事業所さんはそこそこあるので、時おり依頼があります。
これまでの訪問看護ステーションさんでのサポートでは
治療手技とか疾患別のプログラムなどをお伝えするのではなく、訪問現場での対応とか考え方とか思考のプロセスなどをお伝えすることが多いです。新しいことを学べるセラピストさんもいますが、「背中を押してもらえた」と感じる若いセラピストさんも多くいました。
非常勤掛け持ち作業療法士をしておりますので、時間の調整もしやすいですし、常勤はないので勤務中の職場と「副業とかアルバイト禁止」というような給与のこと等でもめることもありません。
月1回とかの定期的な指導であれば、非常勤契約してもらえるとお互いメリットも大きいのではないかと思います。
リハビリテーションの業界はスタッフ全体がまだまだ若いセラピストで構成されていますので、自事業所のスタッフ教育に不安があるようでしたら、いつでも臨床場面に同行しながらアドバイスさせていただきます。
訪問で同行しても、利用者さんに不信感を抱かせることなく助言すること等もできますので大丈夫ですよ。同行ではなく、事業所内の研修なのでもかかわらせていただくことも可能です。
大阪府訪問看護ステーション協会さんのような公的な支援が十分ではないリハ業界ですが、少しずつ業界をサポートしていきたいなと考えています。
ブログやnoteにいろいろ書いていますので、作業療法士のやまだがどんなこと考えているのかの参考にしてください。
大阪在住なので近隣の事業所の方は是非ご検討ください。
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