平成26年度末の時点のデータですが、機能強化型訪問看護ステーションの開設状況などがわかる資料が公開されたのでまとめてみた。このブログでも検索で機能強化型訪問看護ステーションの記事を読んでいる方は多いようなので、ステーション関係者にとっては興味のある話題なのでしょう。厚労省のデータを整理してみた。
2015年末時点の最新情報はこちら
⇒⇒【2016診療報酬改定】機能強化型訪問看護ステーションのこと=現状の整理==
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平成26年の状況について
今回の資料の引用元はこちらです。中央社会保険医療協議会 総会(第291回)としてホームページに掲載されています。
その中に在宅医療に関する資料があり、そこの数ページに機能強化型訪問看護ステーションのことが書かれていました。機能強化型訪問看護ステーションの届出数などの資料です。
その資料がこちら⇒在宅医療(その1)(PDFが開きます)
必要な資料だけ抜き出してみました。
機能強化型訪問看護ステーションの届出状況
平成26年末時点での訪問看護ステーションの開設数は7092となっている。
そのうち機能強化型訪問看護ステーションとして届け出がされているステーションは
- 機能強化型1 108ステーション
- 機能強化型2 144ステーション
合計すると252ステーションってことなので、全ステーションの1割にもなっていないってことですね。
この資料から見えること
機能強化型訪問看護ステーションの平成26年度の届出数の資料を見て、
何だこの程度の数なのか!
って思ってしまったステーションの管理者さんも多いのではないでしょうか?
でもね、これって1年目で早くもこの数のステーションが届け出ているってことなんですよね。体制を整えて積極的に加算を取りに行っているってことですよね。
つまり届出していないステーションは加算を取るだけの体制を整えられていないってことですよね。そのことを危機感と捉えるのか、楽観的にこの状況を見ているのかの差は大きいのではないかと思う。
訪問看護ステーションのシステムが医療保険や介護保険から消えてしまうことはないと思います。だけど、今回公開されている資料で結構インパクトが大きいなって思ったのはこれ。
保険に占める訪問看護費の割合
医療保険の中では0.2%、介護保険でさえ2.0%なんですよね。個人的には思っていたよりも少ない。
他のサービスの方が圧倒的に数量的に多いってことですよね。
この数字ってどうなんだろ?多いのかな?少ないのかな?
よく分かりません。
でもこんな数字まで知っているステーション管理者さんは少ないでしょうから参考になれば幸いです。
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