訪問看護や訪問リハビリのかばんの中身

訪問看護やリハビリっていうのは、病院と違って道具の全てをカバンに入れておきます。そこに何が入っているのかによって仕事の出来が変わってくるといっても差し支えないでしょうね。基本的な持ち物について書いてみました。


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基本的な持ち物

看護師さんの持ち物と、リハビリをする理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんの持ち物ってちょっと違うんですよね。どちらの方が多いかというと、看護師さんの持ち物の方が多いと思います。浣腸とか点滴類とかの患者さんへの処置などに使うものがあるので、その差が荷物の量の差になってきます。

とりあえず、基本的に看護師でもセラピストでも鞄の中に入っている基本的なものとして

  • 聴診器
  • 血圧計
  • 体温計
  • 記録用紙などの書類を綴じるバインダー
  • 筆記具
  • 手指消毒用のアルコール
  • 使い捨てのマスク
  • パルスオキシメーター

等ですね。私は作業療法士として複数の訪問看護ステーションで掛け持ち勤務していますが、どこのステーションでも最低限これくらいのものは基本セットとしてかばんに入っています。

記録用紙を綴じるバインダー

皆さんは記録用紙などをどんなバインダーやファイルに入れてますか?おすすめできるものとしては、A4サイズの二つ折りのバインダーが使いやすくていいですね。

以前は普通のA4サイズのクリップボードを使っていたのですが、かばんの中に出したり入れたりするときに記録用紙が引っ掛かってしまって折れ曲がってしまったり、いろんな書類を挟みすぎてずれてしまったりしていました。

おすすめできるのは表紙のついた二つ折りのバインダーです。

訪問の時には必ず記録を作成します。また、きちんと訪問した確認として訪問先で本人さんやご家族さんからサインや押印をいただきます。そのため記録用紙などを持参することになっています。

表紙のついていない剥き出しのクリップボードだと、記録用紙が鞄の中でヨレヨレになったりくしゃくしゃになったりすることがあります。

また、訪問のついでに本人やご家族に渡しておきたい書類なども二つ折りのファイルなら、表紙の裏についている書類入れに差し込んでおくことができます。記録用紙とお渡しする書類を別々にファイルに入れておくことができます。

特に複写式の書類などを渡すときに、まとめて綴じておくと他の人の訪問の記録をした時に複写式の書類が下側に隠れていたりするとそのまま複写してしまって大変なことになります。

両開きのクリップファイルならそのような書類は分けて入れておけますから安心です。

 

バイタルチェックに必要なもの

患者さんのバイたるの状態を確認するときにもいろいろと使いますね。

  • 聴診器
  • パルスオキシメータ
  • 体温計
  • 血圧計

等を入れておくことが基本かな。なかでも、聴診器についてはできればちょっといいものを用意しておくほうが安心です。職場で用意してもらっている安価なものを使っている方も多いと思いますが、できれば自分専用に一本購入することをお勧めします。筆者がおすすめしているのはリットマンの聴診器です。

聞き取りしやすい事と、イヤーチップのフィット感がいいんですよね。

体温計や血圧計、パルスオキシメータは患者さんの体の状態を数値で読み取りますし、機械が測定して自動的に結果が表示されますよね。

それに比べると、呼吸音などを訪問先で確認する時に使う聴診器は、自分の耳で音を確かめるときに使う道具なんですよね。機会が勝手に測定するわけではなく、自分の耳が測定するんです。

だからこそ、自分が使いやすい聴診器を購入しておくことをお勧めします。おすすめはリットマンの クラシックSEIIです。
(聴診器のレビュー記事

トラブルに備えるために持っているもの

訪問現場ではいろんなトラブルがあるんですよね。医療的な事とは関係はありませんが、あると便利なものってあるんですよね。

予備の靴下

「急に雨が降ってきて足元がびしょ濡れ」っていう経験はありませんか?

足元がビチョビチョのままお客さんの家に上げるわけにはいきませんよね。また訪問先によってはすごく床の上が汚れていたりすることもあるんですよね。次の家に行くときに汚れた靴下のままっていうわけにもいきません。

色んな事態に備えて1足くらいは予備の靴下を入れておきましょう。

ゴミ袋

大きめのごみ袋も重宝します。私はバイクで訪問しているので雨が降ってきたら訪問鞄はごみ袋に入れて、中のものが濡れないように気を付けています。

地図とスマホ

5年くらい前は以前はかばんの中に訪問エリアの地図を入れていました。新規のお客さんの訪問に必要だったからです。今はタブレットとかスマホがあれば地図は必要ないことが多くなりました。

タブレット端末

私は作業療法士なので、福祉用品の紹介や住宅改修の相談にのることがあります。そんな時便利なのがタブレット端末です。スマホだと画面が小さすぎて、高齢者やそのご家族に見てもらうにはちょっと不便なんですよね。

私が使っているのはネクサス7という7インチサイズのタブレットなんですが、ちょうどいいサイズです。スマホよりも大きい画面なので確認してもらったり、画面を見ながら説明しやすいんです。これより大きいサイズだとカバンに入れておくのに不便なんです。
筆者が作っているリハ向けサイトに訪問で使っているタブレットのレビュー記事を掲載していますので参考にしてみてください。

スマホ用のイヤホン

処置のことで医師に確認をする時などに、両手をフリーにして電話できたら便利ではないですか?スマホ用にイヤホンを使えばそれが可能なんですよ。
スマホ用イヤホンのレビューも書いていますので是非お読みください。

まあ、こんな感じのものをカバンに入れて訪問しているわけです。

たくさん器具を入れることができて、ものすごく頑丈な訪問カバンのレビューも参考にどうぞ。

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