回復期リハビリ病棟での看護師の苦労

嫁さんは回復期リハビリテーション病棟に勤務しているのですが、脳卒中の患者さんが回復していく過程に対してはやりがいがあるものの、労働としてみた場合にはつらいことや苦労も多いようです。

リハビリテーションスタッフとの協力

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリテーションスタッフとの協力や情報交換などは日常的に行っているのですが、スタッフによって対応が全く異なり、非常に協力的なスタッフもいれば、非協力的なスタッフもいるようで、リハビリテーション部として統一して対応されていないというのが現状のようです。

若いリハビリスタッフのほうが協力的だったりすることもあるようですね。

 

回復期リハビリテーション病棟の看護は肉体労働!

  1. 移乗(トランスファー)介助
  2. 食事介助
  3. 排せつ介助

嫁さんが現在勤務している回復期リハビリテーション病棟では、この3つが過酷な肉体労働ワースト3だと、昨日熱く語っておりました。

患者さんの重症度合いによって、介助量も異なるので常に大変というわけではないのですが、介助量の多い方が増えてくると、労働は過酷になるとのことです。

どんな仕事場でも、楽しさと辛さはあると思いますので、嫁さんの愚痴が回復期リハビリテーション病棟のすべてではないと思います。

でも、急性期や亜急性期などの病棟とは異なり、リハビリテーションが中心となる患者さんが多い回復期病棟では、看護師さんの役割も比較的ADLに対応することが多くなるのは事実です。作業療法士である夫の目から見ても、看護師さんのかかわりは重要だけど、大変だなって思っています。

でも、リハビリテーションと看護の連携があってこその回復期リハビリテーション病棟であるので、嫁さんの病院も何とかこのあたりを改善してもらいたいものです。

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3 件のコメント

  • 回復期リハなんて、過酷以外の何物でもありません。病棟と連携だ、チームだと口ではいいますが、協力、相談しあっているのは特定のスタッフだけ。入浴の手伝い、介助の伝達、新患が急遽入れば日々のスケジュールは全て変更。なのに患者はどんどん手のかかる患者ばかりになる。
    そのくせ勉強だ、研修だと…。いつそんな時間がある!?看護師に比べ、帰りは圧倒的に遅く、早くても19時半、遅いと22時になることもあるのに。

    • さは さんへ
      コメントありがとうございます。コメントからは さはさん の職種がちょっとわからないのですが、過酷な病院にご勤務されているようですね。

      回復期リハが苛酷だとの書き込みは、他の掲示板でも拝見しています。

      しかし、回復期リハでは「連携」は不可欠だと考えています。さはさんの病院でも特定のスタッフは協力・相談されているのですよね。それがもっと広がってほしいと思います。

      勉強や研修に関しての時間のことですが、時間は捻出するものです。私も勤務時間中には勉強している時間も、このようにブログを書いている時間もありません。すべてプライベートな時間を使っています。

      もう一点、職種が不明なので何とも言えませんが、私も嫁も転職経験者です。楽しく元気に働けない職場環境ならば、転職されるのも一つの選択肢ではないかと思います。

  • 回復期リハビリテーション病棟でのリハビリスタッフとの連携 | 看護―リハビリ LABO へ返信する コメントをキャンセル

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